「面接では、質問に対して
自分の思いや意見を話していますが、
その回答が果たしてよかったのかどうか、
自分では評価のしようがないんですよね」
少し前、ある監査法人に応募された方が
面接トレーニングの冒頭でこう話をされました。
面接において、面接官が確認したいのは、
大きく分けて
・組織に利益をもたらし、組織の成長に貢献してくれる人材か
・一緒に働きたいと思える人材か
の2つ。
それを探るために
面接官は様々な角度からの質問を行い、
応募者のリーダーシップやコミュニケーション力、
退職理由や志望動機等を訊いていきますが、
この度、
面接へ向けた準備に格好の「問題集」が出ました。
『人材を逃さない 見抜く面接質問50』
(キャロル・マーティング著、岡村桂訳、西村武士監修、
ディスカヴァー・トゥエンティワン)

タイトルから想像がつく通り、この書籍は
面接官の「質問力」と「回答判断力」を向上させるため
面接官向けに書かれたもの。
前半部分では、
聞き出したい目的に応じ
どのような質問が適切なのかが三択で出題され、
後半部分では
質問に対する的確な返答はどれなのかを選べる構成となっています。
合計、50問。
いわゆるコミュニケーション型の面接で出題される質問の
ほぼすべてがカバーされており、
しかもそれぞれのQ&Aに対する詳しい解説がついています。
つまり、面接を控えた方にとっては
相手(=面接官)を知ることで
的確な回答を組み立てることができるようになるため、
従来の読者ターゲットである面接官だけでなく
応募者にとってもよい対策本となります。
弊社では、
ご希望・必要性などに応じて面接トレーニングを行っていますが、
あらゆる質問の対策を練りたい方は
ぜひご一読下さい。
・・・それでも本番を控えると、
否が応でも緊張が増してくるのが
面接というもの。
面接官の意図を汲み切れずに動揺したり、
「面接官の質問に動揺した自分」にも動揺してしまって
思い出すだけでも情けなくなるような面接を経験した方には、
次の書籍もお薦めです。
『セルフトークマネジメントのすすめ
~常に最高の実力を発揮する方法~』
(鈴木義之著、日本実業出版社)

面接とは、
アイデンティティ・価値観・世界観を持つ応募者が質問を受け止め、
その質問の意図を自分の中で位置づけ、感情を決定してから
その感情に基づいた回答を行う、という繰り返しですが、
この一連の過程において
自分が受け止める質問(=刺激)の、
自分の中での位置づけ(=セルフトーク)をマネージすることで
回答(=行動)を向上させましょう、との提案がなされています。
心の動きを客観的に把握し、
場合によっては開き直ることで
面接直前の緊張、面接時の圧迫質問などにも
対処できると思います。
応用範囲も広いので、
こちらも合わせて是非ご一読下さい。
・・・そして、
コンサルタントを目指す方は、さらに
ケース・インタビューへの準備が必要となってきますね。
この件に関しては
弊社の他のキャリアコンサルタントもブログで触れていますが、
私からはぜひ別の機会に、ということで
本日はこれにて失礼させていただきます。












