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2008年05月のアーカイブ

面接時の「質問」と「動揺」に備えるには?

「面接では、質問に対して
自分の思いや意見を話していますが、
その回答が果たしてよかったのかどうか、
自分では評価のしようがないんですよね」

少し前、ある監査法人に応募された方が
面接トレーニングの冒頭でこう話をされました。

面接において、面接官が確認したいのは、
大きく分けて

・組織に利益をもたらし、組織の成長に貢献してくれる人材か
・一緒に働きたいと思える人材か

の2つ。

それを探るために
面接官は様々な角度からの質問を行い、
応募者のリーダーシップやコミュニケーション力、
退職理由や志望動機等を訊いていきますが、
この度、
面接へ向けた準備に格好の「問題集」が出ました。

『人材を逃さない 見抜く面接質問50』
(キャロル・マーティング著、岡村桂訳、西村武士監修、
ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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タイトルから想像がつく通り、この書籍は
面接官の「質問力」と「回答判断力」を向上させるため
面接官向けに書かれたもの。

前半部分では、
聞き出したい目的に応じ
どのような質問が適切なのかが三択で出題され、
後半部分では
質問に対する的確な返答はどれなのかを選べる構成となっています。

合計、50問。
いわゆるコミュニケーション型の面接で出題される質問の
ほぼすべてがカバーされており、
しかもそれぞれのQ&Aに対する詳しい解説がついています。

つまり、面接を控えた方にとっては
相手(=面接官)を知ることで
的確な回答を組み立てることができるようになるため、
従来の読者ターゲットである面接官だけでなく
応募者にとってもよい対策本となります。

弊社では、
ご希望・必要性などに応じて面接トレーニングを行っていますが、
あらゆる質問の対策を練りたい方は
ぜひご一読下さい。

・・・それでも本番を控えると、
否が応でも緊張が増してくるのが
面接というもの。

面接官の意図を汲み切れずに動揺したり、
「面接官の質問に動揺した自分」にも動揺してしまって
思い出すだけでも情けなくなるような面接を経験した方には、
次の書籍もお薦めです。

『セルフトークマネジメントのすすめ
~常に最高の実力を発揮する方法~』
(鈴木義之著、日本実業出版社)

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面接とは、
アイデンティティ・価値観・世界観を持つ応募者が質問を受け止め、
その質問の意図を自分の中で位置づけ、感情を決定してから
その感情に基づいた回答を行う、という繰り返しですが、
この一連の過程において
自分が受け止める質問(=刺激)の、
自分の中での位置づけ(=セルフトーク)をマネージすることで
回答(=行動)を向上させましょう、との提案がなされています。

心の動きを客観的に把握し、
場合によっては開き直ることで
面接直前の緊張、面接時の圧迫質問などにも
対処できると思います。

応用範囲も広いので、
こちらも合わせて是非ご一読下さい。

・・・そして、
コンサルタントを目指す方は、さらに
ケース・インタビューへの準備が必要となってきますね。

この件に関しては
弊社の他のキャリアコンサルタントもブログで触れていますが、
私からはぜひ別の機会に、ということで
本日はこれにて失礼させていただきます。

MBAとコンサルティングファーム

GWも終わり、これから夏休みまではまとまったお休みも無く、しかも春を通り越して一気に初夏のような陽気に、ついつい心は早くも夏よ来い!みたいな感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

よく、コンサルティングファーム、とりわけ外資系の戦略系コンサルティングファームへの転職を希望される方から、「MBAがないとダメですか?」とか、「大学院は出ているのですが、MBAじゃないとダメですか?」といったご質問を頂きます。

結論から言うと、MBAがあったほうが、採用確率が高まります。(それと英語力)

MBA以外の「院」については、正直微妙なところです。「院」での知識とその後の社会人経験がマッチしたものであれば、評価も頂けることが多いのですが、正直とりわけ外資系の戦略コンサルティングファームでは、応募時の年齢もかなり重要視されてきますから社会人になられてから、大学院に行かれる(MBA以外の)という経歴に関しては、中途採用では一般的には評価されないようです(一部の理工系修士はメーカー企業に於いてはこの限りではないようです)。

MBAがコンサルティングファームでの採用確率を高める理由の大きなものとして、MBAのプログラムの一つとして代表的なケーススタディを通じて、コンサルティングファームで必要不可欠なロジカルシンキングの能力が養われる、ということが挙げられると思います。コンサルティングファーム、とりわけ外資の戦略系ファームでは面接で徹底的にこの「ケース」インタヴューが繰り返されますから、MBAプログラムを通じてそういった「訓練」をされた方は相当に有利といえるでしょう。

逆に皆さんは、そもそも「MBA」とは何かお判りになりますか?そして、「MBA」ってどこで取れるのかご存じですか?

ご存じのように、「MBA」は資格ではなく、学位ですが、実は私自身もやや曖昧な点があったので、偶々書店で手に取ったこの書籍をご案内させて頂きます。


『間違いだらけのMBA』
  (Kobunsha Paperbacks 118) (ペーパーバック)
喜多元宏 (著)
出版社: 光文社 (2008/3/20)


著書は基本的に日本のMBA教育に対して、大いなる懸念を持たれており、そういった視点で書かれていますから、箇所によっては割り引いて読む必要もあるかもしれませんが、私個人としては非常に興味を持って読むことができました。
本当はこういった本、或いは情報をもっと若い、たとえば中学生や高校生のうちにきちんと知ることができるなら、まだまだ日本の将来も捨てたものじゃないかもしれませんね。

ちなみに
外資系投資銀行では、MBAホルダーがうじゃうじゃといるようによく記事などで書かれているのを見かけますし、欧米では実際にそうなのでしょう。日本ではどうかというと、単純にMBAホルダーの数が少ないということあって、全くもってそういった状況にはありません。日本では、未だに最終学歴は学士(大学卒業)で十分という風潮があるようですが、欧米では(国にもよるでしょうが)学士では不十分=他者との差別化がされない、という事なのかも知れません。。。

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出版社/著者からの内容紹介
MBAの本来の姿を知って、ビジネスにおける成功を目指そう!
■現在、国内でもMBAを簡単に取得できるようになった。MBAの修士課程を設けた大学院は30を超え、海外のMBAプログラムも上陸している。では、そのMBAは、はたしてどのようなものなのだろうか? また、日本のMBA教育は、そもそもMBA教育と言えるのだろうか?
■じつは、いまの日本のMBAは間違いだらけで、誤解と信仰のうえに成り立っている。MBAを運営し授ける側も、MBAを取得する側も、MBAホルダーを使う企業側も、MBAの本来の姿を理解していない。
■筆者は、2002年1月から2006年6月まで、英国ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラムの運営に携わった。MBAのプログラムディレクターとして、日本にMBA教育を根付かせようと努力を重ねた。しかし、その過程で見聞したのは、日本人のMBAに対する「大いなる誤解」であった。その誤解が、根拠なき「MBA信仰」を招き、現場は大混乱していた。
■そこで、本書は、そうした「MBA信仰」から読者を解放し、適切なMBA教育とはどんなものであるかを、読者とともに考えようというものである。現在、MBAについて各種の本が出されているが、こうした目的の本はほとんどない。


著者について
喜多 元宏[きた・もとひろ]
1977年、早稲田大学社会科学部を卒業後、住宅資材関連商社に入社。海外事業責任者として世界40カ国で国際ビジネスを経験。1993年、フランス国立ポンゼショセ国際経営大学院(グランゼコール)で国際MBAを取得。帰国後、欧州系企業の本部長、社長を歴任。2002年、英国ウェールズ大学MBA(日本語)プログラムを創案、初代プログラムディレクターとなり、2006年に退任。現在、英国ウェールズ大学海外教育プログラム認証委員会日本地区代表、NPO法人エイジコンサーンジャパン(英国最大福祉事業団体日本版)理事。学校改善アドバイザー。

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