カーリー・フィオリーナこと、キャラ・カールトン・フィオリーナ。
彼女の自伝が昨年末出版され、
遅ればせながら読んでみました。
『私はこうして受付からCEOになった』
(カーリー・フィオリーナ著、村井章子訳、ダイヤモンド社)

原題で“TOUGH CHOICES”とある通り、
「慎重かつ大胆な選択が結果を招く」
という経営現場の凄まじさは、
息をのむほどでした。
が、総じて
一人の女性経営幹部が生き生きと活躍し、
成長してゆく様が綴られています。
スタンフォード大学で哲学を修めた後、
進学したカリフォルニア大学のロースクールを
数か月でドロップアウト。
その後、受付・秘書等の仕事で一旦キャリアをスタートし、
メリーランド大学のMBAコースで勉強しなおして
幹部候補生としてベル・システムに入社。
20年あまりの実務を経て
1999年にヒューレット・パッカードのCEOとして招かれ、
そして2005年にHPを退任しました。
とにかく圧倒されたのは、彼女の率直さ。
新卒で配属された部署では、
直属の上司がクライアントとの初回ミーティングを
ストリップ・クラブでセッティングしても
ひるまずに参加する、
部下を持つ立場になった時には、
取引先に脅される秘書を自らが矢面に立って守る、
ここぞという演説の場では、
股間に夫の靴下を大きく詰めて
おどけたパフォーマンスをする・・・。
その率直さが却ってHPでは敵を作ってしまったようですが、
「正しいと思ったことを、伝えるべき人に伝えるために行動する」
ということを実行し続けてきたフィオリーナ氏は、
「エレガントなすがすがしさ」の域に達したと言ってもよいでしょう。
ちなみに、
ストーリーの中には彼女のブレーン的存在として、
マッキンゼーや投資銀行、組織行動学の
コンサルタント等の話が出てきます。
コンサルタントは、
ビジネス現場で奮闘するリーダー達の
大切な指南役・パートナーであることを
あらためて思い知りました。
・・・ということで、
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