お天気のよい土曜日、
かのカルロス・ゴーン氏の奥方、リタ・ゴーン夫人の経営する
「マイ・レバノン」に
友人を誘ってランチに出かけました。
きっかけは、『ゴーン家の家訓』(集英社、2006年)。
日産の競争力を蘇らせたゴーン氏の奥様は
どのような方なのだろう?と思って読んだ書籍に
レバノン料理店を開くストーリーが書かれていたのでした。
行ったのは、ランチの料金がリーズナブルな
元麻布にある2号店。
英話の上手な店員さんのお勧めに沿い、
チキン料理、ひよこ豆のペースト、レバノンビールなどをいただきました。
本にも出ていたレバノンの常備食であるひよこ豆のペーストは
注文する前から楽しみにしていて、
ほんのり塩味の滑らかな舌触りには
中東のカラリとした青空に思いを馳せてしまいました。
レバノン出身のゴーン夫人は、
フランス留学時に同じレバノンにルーツを持つ
カルロス氏と恋におち、結婚。
カルロス氏の大家族ともよい関係を築きつつ、
ブラジル、アメリカ、フランス、そして日本と
世界を跨ぐ転勤の続く家族を明るく支え
3人の子供を育ててきました。
幼少時代の悲惨な戦争体験も持つ彼女のエネルギー源は、
家族や地域の人達への強烈な愛。
その愛を発信するためにも
「どんなに忙しくても自分のため時間を創ること」を大切にし、
「家族が幸せになるためにも、母親が幸せになること」を
実行していて、その一つのカタチが「マイ・レバノン」なのです。
閑静な住宅街の一角にあるそのお店は、
まるで親しい知人宅のような温かさを持っています。
通りを挟んだ向かい側には昔ながらの日本家屋があり、
洗濯物がのんびりと風に揺れていました。
辿り着くまで
ずいぶんと時間がかかる可能性が高いのですが、
それもゴーン夫人のチャーミングな仕掛けと思って
ぜひ一度皆さんも足を運んでみて下さい。













