夕方には涼やかな風が吹くようになり、
ビジネス・シーンでの夏季休暇の時期も、ほぼ終わり。
夏休み中は
「休み明けにはこういう段取りで仕事をやろう」
「あの勉強を始めよう」と
思い巡らしていたはずなのに、
いざ休みが明けてみると日々の業務の波に呑まれ
時間の捻出に困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、「もっと時間を上手に使いたい」と
切実に思っている方達に1冊ご紹介します。
『川本裕子の時間管理革命』川本裕子 著(東洋経済新報社)

川本氏は、
東京大学卒・オックスフォード大学大学院修士課程を修了。
銀行勤務を経てマッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社に入社し、
その後のパリ勤務ののち、2001年東京支社シニア・エクスパートに就任。
道路関係四公団民営化推進委員会委員や金融庁顧問等の公職を兼任し、
2004年には早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・
大阪証券取引所社外取締役にも就くという、
スーパー・キャリアの持ち主です。
そして、二児の母でもあります。
そんな彼女が提唱するのが、「出口から考える」時間管理方法。
本の導入部分には、
仕事そのものをスピードUPさせるための
仮設思考に基づいた課題解決法が書かれていますが、
大部分は、
いつまでに何をどのように終わらせるかを考えた
仕事の優先順位付けの大切さと
その遂行の仕方や心構えについて、
家族との時間のつくり方にも触れながら
分かりやすく割かれています。
仕事は、その価値からみた優先順位をつけ、
スケジュールを組んだ後は
その時間割を着実に守っていくこと。
そして、
「時間を有効に利用するための王道は、
自分でつくったスケジュールをきちんと守ること」で、
それ以上でもそれ以下でもない、そうです。
やはり、そうでしたか・・・。
それでも新鮮に感じたのは、
「時間が有限である」ということを認識する大切さです。
彼女によれば、
さばききれない仕事を「休日に片付ければいいや」と
休日に仕事を放り込むのはNG。
そうしてしまうと、
日常の業務効率の向上につながらないばかりか
仕事の効率上も大変重要である「休む」という目的も
達成できない元凶になりかねません。
「休日」もべったりと仕事を続けているうちに
仕事全体の効率が落ちた経験を持つ方は、
意外と多いのではないでしょうか。
仕事の中での優先順位、そして
家族と過ごす時間も含めた人生トータルでの優先順位。
コンサルタント志望の女性からは、
「コンサルタントになりたいけれど
プライベートとのバランスの取り方が心配」
という相談をよくお受けします。
同じ思いの方は、是非一度読んでみて下さいね。
プライベートとのバランスを取る必要を感じ始めた
ハード・ワーカーな男性にも、
もちろんお薦めです。
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