大学で哲学を教えている友人と、
ランチをしました。
「最近の大学生は、本を読まなくなった」と彼。
「自らが希望して取った授業やゼミでも、
常識として知っていなければならない人名を知らず、
事前に読んでいてしかるべき図書を紐解いていない」
レポートを提出させても、
以前はクラスに一人や二人
「ホホ〜ッ!!」という学生がいたのに、
今はそのような学生は皆無だと言うのです。
読書は確かに、疑問を解消したり
自分のことを考え、そして表現する
重要なきっかけを与えてくれます。
現在の中高生、そして大学生は、
携帯メールをコミュニケーションのメイン・ツールとして
操っている世代。
自宅へ戻っても、
静かな時間を取って読書に専念するのが
難しくなっているのかもしれません。
「子供の傾向は大人社会の反映」
とよく言われますが、
メールのやりとりや情報の整理に追われ、
読書の時間を確保することが以前より難しくなり
心なしか「自ら考える力」が
衰えてきている感じるのは、
大部分の大人も同様だと思われます。
この楽しくも移り変わりの激しい世の中、
自分で考え、実行に移す力さえあれば
きっとなんとかなるのですが、
そもそもの「自ら考える力」を失っては大変です。
暑さが一段落した今は、まさしく
「読書の秋」がスタートしたはず。
大人が率先して本を読む姿を見せることで、
子供達に本を読む楽しさを知ってもらうよい機会ですね。
母校でのキャリアカウンセリングも行っている私としては、
学生に「きちんと本を読みなさい」と
叱咤激励するためにも
自分の読書の時間を増やさねば、と
反省且つ決意したランチタイムでした。
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