私が「生き方ウォッチング」をしている人達の中に、
NHKの「お母さんといっしょ」の
体操のお兄さんを12年間勤め上げた
「ヒロミチお兄さん」こと佐藤弘道さんがいます。
今は中1の息子が
ちょうど「お母さんといっしょ」を観始めた頃に
ヒロミチお兄さんは体操のお兄さんを始めました。
息子の成長とほぼ重なるかたちで、
ヒロミチお兄さんは体操のお兄さんとしてのキャリアを積んだことになります。
昨年出版された『子供はぜんぜん悪くない』(講談社)には、
元気いっぱいの笑顔の裏で進行していた様々な喜怒哀楽とともに
家族や地域の人達との関わりが素直に綴られ、
彼の生き方をとても美しいと思いました。
「体操のお兄さん」は、NHKの契約社員というポジションです。
安定はありません。だからといって、甘えも許されない。
その中で、彼は感度高く誇りを持って仕事に取り組み
見事「有終の美」を飾って「体操のお兄さん」を卒業しました。
現在は、自ら幼児教室を営む傍ら
短大の講師、文部科学省こどもの体力向上委員会委員など
多方面から引っ張りだこの人気者です。
今日TVで、ホンジャマカとエアーホッケー対決をする
ヒロミチお兄さんを見かけました。
会場に来ていた彼の二人の息子のお父さんを応援する姿が
ブラウン管に映し出されていました。
「アグネス・チャンの子連れ出勤が大激論になったのは昔のことか」
と、とても嬉しくなった私。
雇用形態の固定概念を超えて
佐藤弘道さんのような人が自然に活躍できる日本は
昔よりずいぶん良くなった、
と言ってもいいと思っています。













