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プロフィール

弓削 省三

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人材紹介会社において、22年間転職コンサルティングを行なってまいりました。
転職は自己実現の場として考えられていますが、危険性があることも否めません。「安全で確実な転職」つまり、結果として「転職が成功」であったと満足して貰えるようなコンサルテーションをするように心がけています。

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最近読んだ本



事業戦略のレシピ、キャリア構築戦略のレシピ。

「遠藤功さんのようなコンサルタントを目指しています」
という言葉を、カウンセリングの場で
聞くことが増えてきた矢先に、
タイムリーな本が発刊されました。

『事業戦略のレシピ』
(遠藤功 監修、鬼頭孝幸・山邉恵輔・朝来野晃茂 著、
日本能率協会マネジメントセンター)

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遠藤氏・鬼頭氏・山邉氏・朝来野氏はみな
ドイツ・ミュンヘンに本拠を置く戦略系コンサルティングファーム、
ローランドベルガーに在籍。

「実行に移せる合理的戦略」にこだわるローランドベルガーらしく、

・「選択する」ことは、選択しなかったことを「捨てる」ことである、
 「あれもこれも」ではなく「あれとこれだけは」の発想が大切

・美しすぎる絵を描いても
 動く人たちの腹に落ちなければ戦略は実行されない

・戦略実現で重要なことは、
 現場での進捗が見える仕組みをつくり
 改善、戦略の軌道修正を常時行うべし

といった内容が織り込まれています。

もちろん、
実際の戦略策定の際の流れが丁寧に解説され、
現状分析や戦略オプション策定時コツ・ポイント等も
盛りだくさん。

想定読者である
実際に事業戦略策定に携わる方々にとっては、
戦略策定のフローの整理・精度UPによき指南役となりますし、
これからコンサルタントを目指す方達にとっては
戦略コンサルティングの現場イメージング、
ヒント集としてお薦めの書籍です。

そして
キャリアコンサルタントの私としては、
個人レベルでも「戦略」がある、というくだりに惹かれました。

自分のありたい姿、ライフスタイルをみたすために
限られたお金や時間、からだという「資源」「財産」の中で
何を目的に、どのように傾斜配分していくか、
そこが分かれ道なのです・・・。

「あれとこれだけは」という「選択と集中」。

どのようなキャリア、ライフスタイルになるかのレシピは
それこそひとりひとり異なってきますね。

ジム、たまってきた読みたい本、
普段できないだけに手をかけたい料理etc.
今週末の三連休をどのように「傾斜配分」するか
もう一度練ってみようか、と思います。

面接時の「質問」と「動揺」に備えるには?

「面接では、質問に対して
自分の思いや意見を話していますが、
その回答が果たしてよかったのかどうか、
自分では評価のしようがないんですよね」

少し前、ある監査法人に応募された方が
面接トレーニングの冒頭でこう話をされました。

面接において、面接官が確認したいのは、
大きく分けて

・組織に利益をもたらし、組織の成長に貢献してくれる人材か
・一緒に働きたいと思える人材か

の2つ。

それを探るために
面接官は様々な角度からの質問を行い、
応募者のリーダーシップやコミュニケーション力、
退職理由や志望動機等を訊いていきますが、
この度、
面接へ向けた準備に格好の「問題集」が出ました。

『人材を逃さない 見抜く面接質問50』
(キャロル・マーティング著、岡村桂訳、西村武士監修、
ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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タイトルから想像がつく通り、この書籍は
面接官の「質問力」と「回答判断力」を向上させるため
面接官向けに書かれたもの。

前半部分では、
聞き出したい目的に応じ
どのような質問が適切なのかが三択で出題され、
後半部分では
質問に対する的確な返答はどれなのかを選べる構成となっています。

合計、50問。
いわゆるコミュニケーション型の面接で出題される質問の
ほぼすべてがカバーされており、
しかもそれぞれのQ&Aに対する詳しい解説がついています。

つまり、面接を控えた方にとっては
相手(=面接官)を知ることで
的確な回答を組み立てることができるようになるため、
従来の読者ターゲットである面接官だけでなく
応募者にとってもよい対策本となります。

弊社では、
ご希望・必要性などに応じて面接トレーニングを行っていますが、
あらゆる質問の対策を練りたい方は
ぜひご一読下さい。

・・・それでも本番を控えると、
否が応でも緊張が増してくるのが
面接というもの。

面接官の意図を汲み切れずに動揺したり、
「面接官の質問に動揺した自分」にも動揺してしまって
思い出すだけでも情けなくなるような面接を経験した方には、
次の書籍もお薦めです。

『セルフトークマネジメントのすすめ
~常に最高の実力を発揮する方法~』
(鈴木義之著、日本実業出版社)

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面接とは、
アイデンティティ・価値観・世界観を持つ応募者が質問を受け止め、
その質問の意図を自分の中で位置づけ、感情を決定してから
その感情に基づいた回答を行う、という繰り返しですが、
この一連の過程において
自分が受け止める質問(=刺激)の、
自分の中での位置づけ(=セルフトーク)をマネージすることで
回答(=行動)を向上させましょう、との提案がなされています。

心の動きを客観的に把握し、
場合によっては開き直ることで
面接直前の緊張、面接時の圧迫質問などにも
対処できると思います。

応用範囲も広いので、
こちらも合わせて是非ご一読下さい。

・・・そして、
コンサルタントを目指す方は、さらに
ケース・インタビューへの準備が必要となってきますね。

この件に関しては
弊社の他のキャリアコンサルタントもブログで触れていますが、
私からはぜひ別の機会に、ということで
本日はこれにて失礼させていただきます。

MBAとコンサルティングファーム

GWも終わり、これから夏休みまではまとまったお休みも無く、しかも春を通り越して一気に初夏のような陽気に、ついつい心は早くも夏よ来い!みたいな感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

よく、コンサルティングファーム、とりわけ外資系の戦略系コンサルティングファームへの転職を希望される方から、「MBAがないとダメですか?」とか、「大学院は出ているのですが、MBAじゃないとダメですか?」といったご質問を頂きます。

結論から言うと、MBAがあったほうが、採用確率が高まります。(それと英語力)

MBA以外の「院」については、正直微妙なところです。「院」での知識とその後の社会人経験がマッチしたものであれば、評価も頂けることが多いのですが、正直とりわけ外資系の戦略コンサルティングファームでは、応募時の年齢もかなり重要視されてきますから社会人になられてから、大学院に行かれる(MBA以外の)という経歴に関しては、中途採用では一般的には評価されないようです(一部の理工系修士はメーカー企業に於いてはこの限りではないようです)。

MBAがコンサルティングファームでの採用確率を高める理由の大きなものとして、MBAのプログラムの一つとして代表的なケーススタディを通じて、コンサルティングファームで必要不可欠なロジカルシンキングの能力が養われる、ということが挙げられると思います。コンサルティングファーム、とりわけ外資の戦略系ファームでは面接で徹底的にこの「ケース」インタヴューが繰り返されますから、MBAプログラムを通じてそういった「訓練」をされた方は相当に有利といえるでしょう。

逆に皆さんは、そもそも「MBA」とは何かお判りになりますか?そして、「MBA」ってどこで取れるのかご存じですか?

ご存じのように、「MBA」は資格ではなく、学位ですが、実は私自身もやや曖昧な点があったので、偶々書店で手に取ったこの書籍をご案内させて頂きます。


『間違いだらけのMBA』
  (Kobunsha Paperbacks 118) (ペーパーバック)
喜多元宏 (著)
出版社: 光文社 (2008/3/20)


著書は基本的に日本のMBA教育に対して、大いなる懸念を持たれており、そういった視点で書かれていますから、箇所によっては割り引いて読む必要もあるかもしれませんが、私個人としては非常に興味を持って読むことができました。
本当はこういった本、或いは情報をもっと若い、たとえば中学生や高校生のうちにきちんと知ることができるなら、まだまだ日本の将来も捨てたものじゃないかもしれませんね。

ちなみに
外資系投資銀行では、MBAホルダーがうじゃうじゃといるようによく記事などで書かれているのを見かけますし、欧米では実際にそうなのでしょう。日本ではどうかというと、単純にMBAホルダーの数が少ないということあって、全くもってそういった状況にはありません。日本では、未だに最終学歴は学士(大学卒業)で十分という風潮があるようですが、欧米では(国にもよるでしょうが)学士では不十分=他者との差別化がされない、という事なのかも知れません。。。

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出版社/著者からの内容紹介
MBAの本来の姿を知って、ビジネスにおける成功を目指そう!
■現在、国内でもMBAを簡単に取得できるようになった。MBAの修士課程を設けた大学院は30を超え、海外のMBAプログラムも上陸している。では、そのMBAは、はたしてどのようなものなのだろうか? また、日本のMBA教育は、そもそもMBA教育と言えるのだろうか?
■じつは、いまの日本のMBAは間違いだらけで、誤解と信仰のうえに成り立っている。MBAを運営し授ける側も、MBAを取得する側も、MBAホルダーを使う企業側も、MBAの本来の姿を理解していない。
■筆者は、2002年1月から2006年6月まで、英国ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラムの運営に携わった。MBAのプログラムディレクターとして、日本にMBA教育を根付かせようと努力を重ねた。しかし、その過程で見聞したのは、日本人のMBAに対する「大いなる誤解」であった。その誤解が、根拠なき「MBA信仰」を招き、現場は大混乱していた。
■そこで、本書は、そうした「MBA信仰」から読者を解放し、適切なMBA教育とはどんなものであるかを、読者とともに考えようというものである。現在、MBAについて各種の本が出されているが、こうした目的の本はほとんどない。


著者について
喜多 元宏[きた・もとひろ]
1977年、早稲田大学社会科学部を卒業後、住宅資材関連商社に入社。海外事業責任者として世界40カ国で国際ビジネスを経験。1993年、フランス国立ポンゼショセ国際経営大学院(グランゼコール)で国際MBAを取得。帰国後、欧州系企業の本部長、社長を歴任。2002年、英国ウェールズ大学MBA(日本語)プログラムを創案、初代プログラムディレクターとなり、2006年に退任。現在、英国ウェールズ大学海外教育プログラム認証委員会日本地区代表、NPO法人エイジコンサーンジャパン(英国最大福祉事業団体日本版)理事。学校改善アドバイザー。

カーリー・フィオリーナ × コンサルタント = ?

カーリー・フィオリーナこと、キャラ・カールトン・フィオリーナ。

彼女の自伝が昨年末出版され、
遅ればせながら読んでみました。

『私はこうして受付からCEOになった』
(カーリー・フィオリーナ著、村井章子訳、ダイヤモンド社)

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原題で“TOUGH CHOICES”とある通り、
「慎重かつ大胆な選択が結果を招く」
という経営現場の凄まじさは、
息をのむほどでした。

が、総じて
一人の女性経営幹部が生き生きと活躍し、
成長してゆく様が綴られています。

スタンフォード大学で哲学を修めた後、
進学したカリフォルニア大学のロースクールを
数か月でドロップアウト。
その後、受付・秘書等の仕事で一旦キャリアをスタートし、
メリーランド大学のMBAコースで勉強しなおして
幹部候補生としてベル・システムに入社。
20年あまりの実務を経て
1999年にヒューレット・パッカードのCEOとして招かれ、
そして2005年にHPを退任しました。

とにかく圧倒されたのは、彼女の率直さ。

新卒で配属された部署では、
直属の上司がクライアントとの初回ミーティングを
ストリップ・クラブでセッティングしても
ひるまずに参加する、
部下を持つ立場になった時には、
取引先に脅される秘書を自らが矢面に立って守る、
ここぞという演説の場では、
股間に夫の靴下を大きく詰めて
おどけたパフォーマンスをする・・・。

その率直さが却ってHPでは敵を作ってしまったようですが、

「正しいと思ったことを、伝えるべき人に伝えるために行動する」

ということを実行し続けてきたフィオリーナ氏は、
「エレガントなすがすがしさ」の域に達したと言ってもよいでしょう。

ちなみに、
ストーリーの中には彼女のブレーン的存在として、
マッキンゼーや投資銀行、組織行動学の
コンサルタント等の話が出てきます。

コンサルタントは、
ビジネス現場で奮闘するリーダー達の
大切な指南役・パートナーであることを
あらためて思い知りました。

・・・ということで、
経営課題の解決に取り組みたい女性の方々に
アナウンスを1点。

弊社のクライアントの外資系コンサルティング・ファーム主催で、
4月26日(土)に
女性を対象としたキャリアセミナーが行われることになりました。

詳細はこちら↓
アクセンチュア 女性を対象としたキャリアセミナー 

エントリーは、まだ十分間に合います。

是非お気軽に、
弊社までお問い合わせください。

組織変革に必要なリーダーシップとは・・・

早くも3月の声が聞こえ始める今日この頃。
4月の年度はじめに組織が変更する企業も
多いのではないでしょうか。

人と組織の関係性向上による事業の活性化は、
ビジネスの場での永遠のテーマ。

弊社では、変革や事業再生をテーマに活躍する
法人、個人の方々とお付き合いしておりますが、
今回は
トップクラスの熱血リーダーからの貴重な提言である1冊を
ご紹介させていただきます。

『変人力~人と組織を動かす次世代型リーダーの条件~』
(樋口泰行著、ダイヤモンド社)

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樋口氏といえば、
産業再生機構の支援のもと起死回生を図ったダイエーで
約1年半、事業再生の舵取りを行った人物。
現在はマイクロソフトの代表執行役兼COOを務めています。

ダイエーの事業再生では、
ハーバード大学経営大学院でMBAを修めた
ボストンコンサルティンググループ経験者らしく、
マクロな戦略を描きながらも
停滞感が覆う現場と直接つながり、
熱い思いを説き続けることで、
現場の蘇生を軌道に乗せました。

「変革期のリーダーに必須の資質は
現場力、戦略力、そして変人力。
平時に活躍する調整型・改善型のリーダーとは
明らかに異なる」と説く著者の言葉は、
まさに数々のタフな現場を乗り越えてきた人だけが持つ
リアリティを備えています。

チェンジ・リーダーの例として
「ヤンキー先生」の義家弘介氏、小泉元総理大臣が挙げられていますが、
変わる必要性を説き、身を投じていくリーダーが
旧態依然としたあらゆる組織で必要とされている現実を
あらためて思い知らされました・・・。
組織に一人、ヤンキー先生(または小泉元総理)を配置すべし。

ところで、
組織の変革には様々なアプローチがありますが、
ファシリテーションを強みとするコンサルティングを展開する
弊社のクライアントのインタビュー記事が
近日中にホームページにUP予定です。

ご期待下さい。

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